VDMX5をとりあえず使える人がとりあえずの使い方を共有するブログ

非常にとっつきずらいにも関わらずほとんど情報のないVDMX5に対して困惑した、とりあえずVDMX5を使える私がとりあえずの知識を共有して、他の誰かにVDMX5を使えるようになってもらって、「こんな機能やあんなこともできるんですよ」といつか教えてもらうためのブログ

【VDMX】Presetsを使ってみよう

今回は「Workspace Inspector」や「UI Inspector」でも見るPresetsについて簡単に紹介して行きたいと思います。

Presetsについては自分も勉強中ではあるのですが、その機能は各ステータスの状態を保存して呼び出すことができるということで概ね合っていると思います。

知るとかなりいろいろと応用できる機能なので、見て行きましょう。

 

Workspace Inspector Presets

f:id:saikuro0526:20181101112920p:plain

 だいたいこんな感じです。実際に「New」と「Trigger Selected」で試して見るのが一番わかりやすいと思います。

実は自分はWorkspace InspectorのPresetsの使い道をあんまり模索していないのもあって、用途はそんなに思いついてません、

たまに、映像出しの初期状態でPresetを保存しておいて、VJ中に変なところ押したりして、「やべぇ」ってなったとき用に初期状態に戻すためにたまに使ったりはしてます。その他、「Preset Inspector」を使うことで用途に合わせて、レイアウトや同じレイアウトでもMIDIマッピングを変えたり等プレイの中で適宜シームレスに変えて行きたい場合も使えるのではないかと思います。

 

UI Inspector Presets

自分が結構使えるのがUI InspectorのPresetsです。概ねの使い方は他のUI Inspectorの項目のMarkとか一緒です。

UI Inspectorで使用できるPresetsには大まかに二種類あります。

Plugin自体に備え付けてあるPresets↓と

f:id:saikuro0526:20181101132502p:plain

個々のパラメータに付与することのできるPresets↓です。

f:id:saikuro0526:20181101131508p:plain

Plugin自体に備え付けてあるPresetsについては、前に「FXまわりについて」の記事で簡単には触れていましたが、大体のものには上記の項目があると思います。

Plugin側がわかりやすく視覚化されていたり([+]で追加、[R]で読み込み、[W]でクリックすることで書き込み=Update Preset)するだけで、どちらも基本的には同じUI Inspectorから設定することができます。

Plugin側のPresetsはPlugin全体を保存できるので、FXの使い分けにも使えますし、

自分はTwo Channel mixerに対して、LFOとStep Sequencerを使って、

f:id:saikuro0526:20181101141139g:plain

こんな感じで 1.手動 2.自動フェードイン・アウト 3.自動カットイン・アウト

を割り当てています。

 

個々のパラメータに設定できるPresetsの方も見ていきます。

f:id:saikuro0526:20181101125315p:plain

[+]ボタンでPresetが追加されていく形です。

Slider Inspectorの下の「Slider Preset Inspector」はスライダー等をクリックした際にでるものですが、ここでPresetsで保存する項目の種類が選べます。デフォルトでは、Envから、Receivers(アサインされている諸々)まで、保存されるようになっています。

 

[+]ボタンで追加していくと設定している箇所にこういった番号が出てきます。

f:id:saikuro0526:20181101131508p:plain

番号はUI Inspectorに対応しているので、もちろん名前を変えたり、アサインすることも可能です。

 いろんな方法はあるのですが、同じボタンやノブでそれぞれ違う種類のエフェクトをかけたい場合に、FXのON/OFFに、MIDI等をアサインしてるPresetと、していないPresetをつくることで、Aを押した時にはBがOFFに〜という風に別のボタンを前もって押すことで、一つのボタンやノブにアサインしているエフェクトを変えられたりします。(数が多い場合はPlugin側のPresetsで変えた方が良さそう)

 

自分は正直、Preset自体の機能をあんまりうまく使えてはないので、もっといろんな使い方ができるとは思います。

とりあえず、これらのPreset機能を使うことで、ボタンによってMIDIコントローラーのフェーダーやノブのアサインを変えられたり等々、発想次第ではかなり融通の効く機能なので、是非使って見てくださいね!