iphoneでライブペイントの環境をつくってみた話
iphoneに別途コネクタを挿して映像出力装置にしてしまう商品は探してみるとよく出てます。iphone5以降のLightningケーブルになると、なかなか値段は張ってしまうのですが4S以降のものなら、わりと安価でHDMIからコンポジットまでよりどりみどりだったりします。
(↑なんだかんだ言ってVGA、コンポジット、HDMIまで揃ってしまったケーブル群)
元々はiphoneのVJアプリとかと連携できればいいなと思って買ったものですが、今回、私がレギュラーで出演させていただいている「ちゃいりふ」というイベントでライブペイントをするという話になり、それにこのiphoneの映像出力環境が使えないかと思いました。
それにあたって使用した機材。
・iphone→コンポジット変換ケーブル
Amazonベーシック Apple認証 (Made for iPhone取得) iPhone用 コンポジット映像信号対応AVケーブル 2.0m
- 出版社/メーカー: AmazonBasics
- メディア: Wireless Phone Accessory
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iphoneのosのバージョンの違いのせいもあるかもしれませんが、他のHDMI、VGAの変換はiphoneの画面自体常にミラーリングされますが、コンポジットのみミラーリングはされず特定アプリでの動作しかしませんでした。このケーブルはUSBも付いていて、画面出力しつつ充電機能も使えます。
・iphoneスタンド
中野ブロードウェイ内の確かじゃんぱら?で購入。それまではゴリラポッドでやる予定でしたが、見つけてよかったと思ってます。写真の通りかなり長さがあり、針金のように曲げて調節しますが、これがなかなかの硬さで安心感があります。
・20mビデオケーブル(秋葉原で1000円以下で購入)
これ用に買ったわけではないですが、今回これがなかったらわりと詰んでました。以外と安いので持っておいて損はないですね。
上記の変換ケーブルとビデオケーブルを繋ぐのに使用しました。実は持参してなくて、箱の方にお借りしました。本当にありがとうございました。
・iphone書画カメラアプリ「CameraVision -書画カメラ」
書画カメラとかアプリであるのかなと調べたら真っ先に出てきたアプリ。必要な機能は揃えており、イベント中一度も落ちなかったし申し分ない性能でした。iphoneのフラッシュも並行して使えるので、場合によっては別途照明器具なしでも使えるかも?
https://itunes.apple.com/jp/app/cameravision-shu-huakamera/id412366083?mt=8
今回、ぶっつけ本番ということで、暗さ等心配はあったのですが、主催が買ってきてくれた照明スタンドのおかげもあり、思った以上に良い実用に耐えうる映像を出すことができたと思います。
画像等は出しませんが、twitterにて、ハッシュタグ「#ちゃいりふ」で検索かけてもらえるとライブペイントの実際の様子が出てくると思います。
今回は箱側のモニターにて映像を出しましたが、同じようなライブペイントの条件(スケッチブックなどに直接アナログで描く)だとプロジェクターなどを使えば、かなり省スペースにライブペイントが可能なのではないかと思います。
やり方としては、本当にアイデア次第で、それこそDJを映すことも考えられますし、数台iphone持っていて、VJミキサーを噛ませればリアルタイムに映す角度を変えたりなど夢が広がります。
やはり、ビデオ出力できるカメラを持っている人はあまりいないと思いますが、iphone4を持っている人はいると思います。とりあえず初期費用があまり掛からずに出来るというのが強みではないでしょうか。
ぜひ、イベントを盛り上げる一要素として、こういうのも方法として考えてみるのもいかがですか?